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日本ピザハット株式会社 × 株式会社 Leading Communication 対談インタビュー

はじめに
「動画制作の先にある、企業アイデンティティの再定義。」
第1回では数年間の伴走が生んだ「2つの衝撃」を、第2回では「外部パートナー」が「チームの一員」へと変わっていった軌跡をご紹介しました。最終回となる今回は、より視座を高めた話をしてもらいました。
日本ピザハット株式会社(以降、ピザハット)は今、大きな変革の入り口に立っています。ロゴの刷新をはじめとするブランドリニューアルが進む中で、TikTokはどんな役割を担っていくのか。「楽しいブランド」としての地位を確立するために、株式会社Leading Communication(以下、LC)と一緒に仕掛けていきたい「次の挑戦」とは何か。
ピザハットのSNS担当・篠﨑様と、LC担当の小川による対談形式で、新しいピザハットの姿とこれからの展望を語ってもらいました。
ブランドの課題とTikTokのこれからは?
小川: 今回はちょっと大きな話になりますが、今のピザハットというブランドに篠﨑さん自身はどのような課題感を持っていますか?
篠﨑: 宅配ピザチェーンって、実は商品だけで大きな違いを感じてもらうのが難しいカテゴリーだと思っていて。ピザハットにもたくさん強みはあるんですが、その魅力をもっと分かりやすく届けていく必要性があると感じています。
小川: 他社さんとの差別化って難しいですよね……。そんななか、新たなイメージの獲得にも挑戦している2026年で、LCもTikTokを一つの施策として提案をさせていただきました。改めて、TikTokはどう位置づけていますか?
篠﨑:TikTokはブランドの人格や温度感を伝える場所だと思っています。 ユーザーが能動的に検索するんじゃなくて、流れてきた動画に思わず引き込まれる。そこで広く認知をとるのにぴったりな媒体だなって。
YouTube ショートでのバズ(動画はこちら)にもあったように、TikTok から始まった流れが他のメディアにまで連鎖していく。そういう仕組みをもっと意図的に作っていけたら、と思っています。
新しいTikTok運用の目的は?
小川: それでは、具体的にTikTokでどのような運用目的をもって認知をとっていきたいか、改めて教えてください!

篠﨑: 「ピザハット=楽しいブランド」というイメージを定着させていきたいです。どんなシーンでも、”ピザハットのピザがあれば気分が上がる””なんだか楽しい”そんな存在になれたらと思っていて。
小川: 「某有名ファストフード店=クリスマス」「某有名チョコレート菓子=受験応援」みたいな、シーンとブランドが結びついているイメージですよね。
篠﨑: そうなんです。単純な認知獲得ではなくて、「こういう時はこのブランドだよね」という生活者の想起を作れている状態だと思うんです。ピザハットも、今ある利用シーンだけではなく、新しいシーンそのものを作っていきたいと思っています。TikTokも、その想起を日常の中で育てていく接点のひとつとして活用していきたいです。
小川:正直、今までの運用目的と大きく変わって、どうしようかと何ヶ月も悩みました。なので、また新しく仮説検証がスタートすることも提案させていただき、受け入れてくださったので実現したいですね。
篠﨑: ぜひ!今のピザは、クリスマスやイベント、お盆などの”特別な日”や、人が集まるシーンで楽しむシェアフードとしての印象が強いカテゴリーだと思っています。もちろん、それ自体はピザならではの大きな強みです。一方で今後は、そうした特別なシーンに加えて、「なんとなく気分を上げたい日」や「今日はちょっと楽しく過ごしたい」と思う瞬間にも、自然と選ばれる存在になっていきたいです。
また、特別な日だけでなく、”ちょっとした気分転換”や”家族揃ってのだんらん”のような日常の中にも入り込んでいきたいと思っています。ピザを食べること自体が、ちょっと楽しい時間のスイッチになるような、新しい想起を作っていきたいですね。
今後TikTokで挑戦したいことは?
小川: 最後に、いまの運用目的に囚われず、「TikTokでもっとこんなことをしていきたい!」などはありますか?
篠﨑: TikTok のフォロワーさんの声やコメントのインサイトを拾って、ブランドづくりに活かしていきたいです。
小川:めっちゃいいですね!TikTok内の意見から生まれたピザが新商品になったら……とか想像するとワクワクします。
篠﨑:まさにそれで。TikTok という場を通じて、ピザハットとフォロワーさんが一緒にブランドをつくっていく。そういう未来を、LCさんと一緒に実現していきたいですね!
小川:ぜひやりましょう!
おわりに

3回にわたってお届けしてきた、ピザハット× LCの対談インタビュー。フォロワー30万人という数字の裏側にあったのは、データと向き合い続けた高速PDCA、現場で育まれた深い信頼関係、そしてブランドの未来を見据えた共創への意志でした。
「チームの一員になってくれる」——篠﨑さんが語ったその一言に、この数年間の伴走の深さが凝縮されています。
