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「型」にハメるだけで伸びる!?2026年最新のTikTokトレンドフォーマット徹底解説

(更新: 2026/07/09)

「型」にハメるだけで伸びる!?2026年最新のTikTokトレンドフォーマット徹底解説

はじめに:TikTokの企画は「発明」ではなく「パズル」である

「今週の動画、何を撮ろう…」

真っ白な企画書を前に、頭を抱えているSNS担当者は約7割が一度は経験する悩みです。テレビのバラエティ番組のような斬新なドッキリ企画や、プロの芸人のようなフリートークをひねり出そうとしていませんか?

厳しい現実をお伝えすると、素人が考えた「完全オリジナルの謎企画」は、TikTokでは8〜9割以上のケースで思うような再生につながりません。ユーザーは、見慣れない不規則な動画が流れてくると、脳が処理を面倒くさがって開始1〜2秒以内でスワイプしてしまうからです。

TikTokで勝つための最強の戦術は、すでにアルゴリズムとユーザーが「面白い」と認めている既存の【型(フォーマット)】を借りてきて、中身(自社の商材)だけを入れ替えることです。企画はゼロから「発明」するものではなく、型に情報をハメ込む「パズル」だと認識をアップデートしましょう。

企業が真似すべき!2026年版「4大トレンドフォーマット」

TikTokトレンドフォーマットとは、TikTok上で一定期間にわたり再生数・視聴維持率・保存数が高い動画に共通する構成や演出パターンのことを指します。

今すぐ自社の商材を当てはめられる、2026年版の代表的な4つのフォーマットを紹介します。

フォーマット①:POV(主観視点)

ユーザー自身がその場にいるような没入感を与える、2026年時点でも視聴維持率が高い代表的フォーマットです。「〇〇な瞬間」といったテロップとともに、視聴者を疑似体験させます。

型の構造: カメラを自分の目線(または相手の目線)に見立て、15〜30秒程度のワンカットで状況を見せる。

BtoB企業の活用例:
【POV】定時で帰ろうとしたら、ヤバい上司に捕まった瞬間
(※ここで自社のタスク管理ツールを使えば回避できた、というオチに繋げる。)

店舗・飲食の活用例:
【POV】渋谷で絶対に外さない穴場カフェに、友達を連れてきた時の反応
(※入店から料理が来るまでを歩きながら15〜30秒で撮影する。)

フォーマット②:あるある(対比コント)

「あー、分かる!」という強烈な共感を生み、コメントとシェア(共有)を爆発的に稼ぐフォーマットです。「ダメな例」と「良い例」を対比させることで、自社商品のメリットを自然に伝えられます。

型の構造: 画面を左右(または前後)に分割・切り替えし、「Aのパターンの人」と「Bのパターンの人」を1人で2役、15〜20秒程度で演じ分けます。

ITツール・SaaSの活用例:
「仕事が遅い人あるある」vs「仕事が早い人あるある」
(※早い人は自社のツールを使っている設定にする。)

採用(HR)の活用例:
「ブラック企業の面接」vs「うちの会社の面接」
(※自社のフランクさや風通しの良さをアピールする。)

フォーマット③:ASMR+アフレコ(作業の裏側)

顔出しに抵抗がある企業や、製造業・職人系のビジネスにドンピシャでハマるフォーマットです。視覚と聴覚の心地よさで、30秒前後の動画でも視聴維持率40〜60%を狙いやすいのが特徴です。

型の構造: 映像は「手元が動く作業風景」や「綺麗な製造ライン」を流し、音声は「機械のリアルな音(ASMR)」と「AI音声(自動読み上げ)による裏話」を重ねます。

小売・ECの活用例:
商品を丁寧に梱包していく映像に合わせて、「昨日、過去最高のご注文をいただいて社長が泣いた話を聞いてください…」とストーリーを語る。

メーカーの活用例:
巨大なプレス機が動く映像に、「この部品、実は皆さんの身近なアレに使われてるんです」とクイズ形式で解説を入れる。

フォーマット④:怒涛の「〇選(ランキング)」

「保存(セーブ)」を稼ぐための超王道フォーマットです。ユーザーは「後で見返そう」と思うため、15〜30秒で3〜5項目をテンポ良く紹介するのがコツです。

型の構造:
「絶対に〇〇な〇〇・3選!」とタイトルコールし、1位から3位までを箇条書きで一気に紹介します。

士業・コンサルの活用例:
「フリーランスが絶対に経費で落とすべきもの5選!3つ目はみんな見落としてる!」

不動産の活用例:
「同棲カップルが絶対に選んではいけない間取りワースト3」

まとめ:フォーマットは「お皿」、商材は「料理」

TikTokのトレンドフォーマットは、いわば「綺麗に盛り付けられることが約束されたお皿」です。

フレンチレストランのシェフが、毎回お皿から自作しようとはしませんよね。既存の美しいお皿(型)を買ってきて、そこに自社の最高の料理(商材・ノウハウ)をどう盛り付けるかに全力を注ぐべきです。

次の企画会議では、「何か面白い企画はないか?」と問いかけるのをやめましょう。代わりにTikTokを開き、「このPOVの型、うちの会社ならどう当てはめられるか?」と議論してみてください。30分程度の企画会議でも5〜10本分のアイデアが生まれるケースは珍しくありません。

参考記事:【経営者必見】社長がTikTokを始めるべき理由と採用・ブランディングの成功法則|株式会社株式会社HAYABUSA

白本 晴香

この記事の著者

白本 晴香

SNSマーケティング事業部/営業推進・広報

SNSマーケティング事業部にて、TikTokアカウント運用代行およびクリエイターキャスティングを主軸に、BtoB企業のオーガニックリード獲得を支援。3C分析・STP分析・ペルソナ設計といった戦略立案から、SEO・コンテンツ制作、SNS運用、LPO、リード育成までを一気通貫で担当している。運用の現場で得られる一次情報や最新のトレンドを常に吸い上げて施策に反映し、データにもとづく施策設計を得意とする。「受注確度の高い問い合わせ」をいかに増やすかを軸に、過去の実務経験と変化し続けるSNSの最新動向の両面から、TikTok運用とBtoBマーケティングの実践知を発信している。

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