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(更新: 2026/07/14)
【TikTok】テロップの入れ方で再生数が変わる!?スマホでも見やすい「フォント選びと配置」の鉄則
はじめに:TikTokユーザーの「目線」を理解する
企業のプロモーションビデオやYouTubeの横長動画を作り慣れている担当者がTikTokの編集を行うと、約9割以上の担当者が最初に「テロップの罠」にハマります。
「ブランドイメージを重視して、上品で細い明朝体を使おう」
「画面の下の方に、長文で丁寧に説明文を入れよう」
これらは、TikTokにおいて「視聴維持率を自ら下げる自殺行為」です。
TikTokユーザーは、スマホ画面を1〜3秒程度で視聴継続するか判断しながら高速でスワイプしています。パッと見た瞬間に「何が書いてあるか」が脳に直接飛び込んでこない文字は、そもそも読まれません。
さらに、TikTokには無音(または極小音量)で動画を視聴しているユーザーは約3〜5割存在するとされます。つまり、テロップのクオリティが動画のエンタメ性と情報の伝達力を大きく左右するのです。
1:致命的なミスを防ぐ!「セーフゾーン」の3つの絶対ルール
セーフゾーンとは、TikTokのUI(いいね・コメント・キャプションなど)と重ならず、テロップが最後まで視認できる表示領域のことを指します。
編集において最初に叩き込むべきは、文字を配置してはいけない「危険地帯」の存在です。
TikTokの再生画面には、動画の上に様々なUI(ユーザーインターフェース)が重なって表示されます。
- 右側:いいね、コメント、保存、シェアなどのアイコン群
- 下部:アカウント名、キャプション(説明文)、使用音源のティッカー
- 上部:「おすすめ」「フォロー中」のタブや検索バー
これらのUIにテロップが被ってしまうと、文字が読めないだけでなく「TikTokのフォーマットを理解していない素人くさい動画(=広告っぽい)」という印象を与え、冒頭数秒で離脱に繋がります。
【鉄則:文字は「画面中央〜上部40〜60%付近」のセーフゾーンに収める】
動画編集アプリ(CapCutなど)には、テキストを移動させる際にTikTokのUIと被らない「セーフゾーン」を示すガイドライン(青い線など)が表示される機能があります。テロップは必ず、画面中央から少し上の空間に、横幅の70〜90%を使うサイズで中央揃えに配置してください。
2:企業感を捨てろ!「読まれるフォントとサイズ」3つの選び方
次にフォント選びです。企業のブランディングガイドラインで「指定フォント」がある場合でも、TikTokでは一旦それを忘れてください。
× 避けるべきフォント:明朝体、細いゴシック体
文字の線が細いフォントや、筆文字のような装飾的なフォントは、スマホの小さな画面では背景に同化してしまい、非常に読みづらくなります。
**「読ませるのに0.5秒以上かかる文字」**は、TikTokではストレスでしかありません。
○ 推奨するフォント:極太のゴシック体、ポップ体
一瞬で視覚に飛び込んでくる、線の太い(ウェイトがHeavyやBlackなど)のゴシック体が最強です。
CapCutなどのアプリ内であれば、「システム(太字)」「ラノベPOP」「けいふぉんと」など、少しカジュアルでインパクトのあるフォントが、TikTokのUGCライクな雰囲気に馴染みやすく、好まれます。
サイズは「普段の約1.5〜2倍」大きく
「画面の邪魔にならないように」と文字を小さくするのは逆効果です。
特に動画の冒頭0〜2秒に出す「フック」のテロップは、画面の横幅いっぱいに広がるくらい大きく表示して、視聴者の目を引き付けてください。
3:視線を釘付けにする「4つの配色と表示タイミング」テクニック
文字が読みにくい最大の原因は「背景と同化していること」です。
以下の装飾テクニックで、テロップを背景からクッキリと浮き立たせましょう。
縁取り(ストローク)とシャドウを入れる
白文字をベースにするなら、「黒」や「コーポレートカラーの濃い色」で3〜6px程度の太めの縁取りをしてください。
さらに薄くドロップシャドウ(影)を落とすことで、どんな背景(明るいオフィスでも、暗い夜道でも)の映像の上でも文字が沈まなくなります。
座布団(背景プレート)を敷く
文字の後ろに透明度40〜60%程度の半透明、あるいはベタ塗りの四角い背景(座布団)を敷く手法です。
BtoBのビジネス系動画などで「情報の説得力・信頼感」を出したい場合に非常に有効です。
重要なキーワードだけ「色」を変える
「エクセルが10倍速くなる裏技」のように、強調したい数字やキーワードだけを黄色や赤色に変えます。
視線が自然とそこに誘導され、内容が頭に入りやすくなります。
1画面の文字数は「15文字以内」に
長い文章を一度に表示せず、1画面15文字以内、1行8〜12文字程度を目安に、演者が喋る言葉の区切り(文節)ごとにポンッ、ポンッとテンポ良くテロップを切り替えてください。
画面に視覚的な動きが生まれ、ユーザーが飽きて離脱するのを防ぎます。
まとめ:編集が終わったら「投稿前30秒」でスマホプレビューせよ
「パソコンの大きなモニターで編集している時は綺麗に見えたのに、いざ投稿された動画をスマホで見たら、字が小さすぎて読めなかったし、右のアイコンに丸かぶり…」
これは、動画編集あるあるのトップです。
どれだけパソコンで完璧に編集したと思っても、投稿前30秒を使って、最終チェックは必ず実際のスマホで最低2回は再生確認してください。(CapCut等のスマホアプリで完結させている場合は、このミスが起きにくいというメリットもあります)。
テロップは「読む」ものではなく、映像の一部として「見る」ものです。
ユーザーの眼球にストレスを与えない親切なテロップ設計が、動画の視聴維持率向上につながる重要なポイントになります。
