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(更新: 2026/03/30)
【TikTok】テロップの入れ方で再生数が変わる!?スマホでも見やすい「フォント選びと配置」の鉄則
目次
はじめに:TikTokユーザーの「目線」を理解する
企業のプロモーションビデオやYouTubeの横長動画を作り慣れている担当者がTikTokの編集を行うと、ほぼ100%の確率で「テロップの罠」にハマります。
「ブランドイメージを重視して、上品で細い明朝体を使おう」 「画面の下の方に、長文で丁寧に説明文を入れよう」
これらは、TikTokにおいて「視聴維持率を自ら下げる自殺行為」です。
TikTokユーザーは、手のひらサイズの小さなスマホ画面を、ものすごいスピードでスワイプしながら見ています。パッと見た瞬間に「何が書いてあるか」が脳に直接飛び込んでこない文字は、そもそも読まれません。 さらに、TikTokには「無音(または極小音量)」で動画を視聴しているユーザーも一定数存在します。つまり、テロップのクオリティが動画のエンタメ性と情報の伝達力を完全に支配しているのです。
1. 致命的なミスを防ぐ!「セーフゾーン」の絶対ルール
編集において最初に叩き込むべきは、文字を配置してはいけない「危険地帯」の存在です。
TikTokの再生画面には、動画の上に様々なUI(ユーザーインターフェース)が重なって表示されます。
- 右側: いいね、コメント、保存、シェアなどのアイコン群
- 下部: アカウント名、キャプション(説明文)、使用音源のティッカー
- 上部: 「おすすめ」「フォロー中」のタブや、検索バー
これらのUIにテロップが被ってしまうと、文字が読めないだけでなく「TikTokのフォーマットを理解していない素人くさい動画(=広告っぽい)」という印象を与え、即離脱に繋がります。
【鉄則:文字は「画面中央〜やや上」のセーフゾーンに収める】 動画編集アプリ(CapCutなど)には、テキストを移動させる際にTikTokのUIと被らない「セーフゾーン」を示すガイドライン(青い線など)が表示される機能があります。テロップは必ず、画面の中央から少し上の「ぽっかり空いた空間」に、大きく・中央揃えで配置してください。
2. 企業感を捨てろ!「読まれるフォントとサイズ」の選び方
次にフォント選びです。企業のブランディングガイドラインで「指定フォント」がある場合でも、TikTokでは一旦それを忘れてください。
× 避けるべきフォント:明朝体、細いゴシック体
文字の線が細いフォントや、筆文字のような装飾的なフォントは、スマホの小さな画面では背景に同化してしまい、非常に読みづらくなります。「読ませるのに0.5秒の努力が必要な文字」は、TikTokではストレスでしかありません。
〇 推奨するフォント:極太のゴシック体、ポップ体
一瞬で視覚に飛び込んでくる、線の太い(ウェイト(文字の太さ)がHeavyやBlackといった極太のもの)ゴシック体が最強です。CapCutなどのアプリ内であれば、「システム(太字)」「ラノベPOP」「けいふぉんと」など、少しカジュアルでインパクトのあるフォントが、TikTokの「UGC(一般ユーザーの投稿)ライク」な雰囲気に馴染みやすく、好まれます。
サイズは「思っている1.5倍」大きく
「画面の邪魔にならないように」と文字を小さくするのは逆効果です。特に動画の冒頭1〜2秒に出す「フック(掴み)」のテロップは、画面の横幅いっぱいに広がるくらい、大きく表示して視聴者の目を殴りにいってください。
3. 視線を釘付けにする「配色と表示タイミング」のテクニック
文字が読みにくい最大の原因は「背景と同化していること」です。以下の装飾テクニックで、テロップを背景からクッキリと浮き立たせましょう。
- 縁取り(ストローク)とシャドウを入れる 白文字をベースにするなら、「黒」や「コーポレートカラーの濃い色」で太めに縁取りをしてください。さらに薄くドロップシャドウ(影)を落とすことで、どんな背景(明るいオフィスでも、暗い夜道でも)の映像の上でも文字が沈まなくなります。
- 座布団(背景プレート)を敷く 文字の後ろに半透明、あるいはベタ塗りの四角い背景(座布団)を敷く手法です。BtoBのビジネス系動画などで「情報の説得力・信頼感」を出したい場合に非常に有効です。
- 重要なキーワードだけ「色」を変える 「エクセルが10倍速くなる裏技」のように、強調したい数字やキーワードだけを「黄色」や「赤色」に変えます。視線が自然とそこに誘導され、内容が頭に入りやすくなります。
- 1画面の文字数は「15文字以内」に 長い文章を一度に表示せず、演者が喋る言葉の区切り(文節)ごとに、ポンッ、ポンッとテンポ良くテロップを切り替えてください。画面に視覚的な「動き」が生まれ、ユーザーが飽きて離脱するのを防ぎます。
まとめ:編集が終わったら「スマホ」でプレビューせよ
「パソコンの大きなモニターで編集している時は綺麗に見えたのに、いざ投稿された動画をスマホで見たら、字が小さすぎて読めなかったし、右のアイコンに丸かぶり…」
これは、動画編集あるあるのトップです。 どれだけパソコンで完璧に編集したと思っても、最終チェックは必ず「実際のスマホの画面サイズ」で行ってください。(CapCut等のスマホアプリで完結させている場合は、このミスが起きにくいというメリットもあります)。
テロップは「読む」ものではなく、映像の一部として「見る」ものです。ユーザーの眼球にストレスを与えない親切なテロップ設計が、御社の動画の視聴維持率をV字回復させる鍵になります。
