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TikTok Shop運用代行の費用体系|手数料型と月額固定型の違い

TikTok Shop運用代行の費用体系|手数料型と月額固定型の違い

TikTok Shopの運用代行を検討する際、つまずきやすいのが費用体系の違いです。手数料型と月額固定型では、同じ売上規模でも最終的に自社に残る利益が変わります。この記事では2つの費用体系の構造的な違いと、発注前に確認すべき項目を整理します。

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TikTok Shop運用代行の費用体系は大きく2種類

TikTok Shop運用代行の費用体系とは、代行会社が運用支援の対価をどう受け取るかの設計を指します。国内では「手数料型」と「月額固定型」の2種類に大別され、売上規模が大きくなるほど、この違いが利益に与える影響は拡大します。

前提として、TikTok Shopの市場は拡大局面にあります。2024年のTikTok Shopの世界GMVは約326億ドル(約5兆円)に達しており、日本市場も立ち上がり期です。だからこそ、初期の費用設計が数年後の収益構造を左右します。

手数料型の構造と注意点

手数料型は、TikTok Shop経由で発生した売上の一定割合を代行会社が受け取る方式です。初期費用を抑えて始められる点がメリットですが、構造的な注意点が2つあります。

1つ目は、売上が伸びるほど支払額も伸びること。 月商が数百万円規模を超えた段階では、手数料率が数%でも支払額は月あたり数十万円規模になります。売上が積み上がるほど固定型より高くつく分岐点が生まれます。

2つ目は、アフィリエイター依存になりやすいこと。 実務上はこちらがより重要です。

手数料型ではアフィリエイター(インフルエンサー)経由の販売を主軸に設計されるケースがあります。この場合、どのクリエイターがどの商材を扱うかを運用側でコントロールしづらく、さらにアフィリエイターへのバック率(成果報酬)が発生する分、セラー側の純増が減りやすい構造になります。

売上は立っているのに利益が残らない、という状態はこの設計から生まれます。

月額固定型の構造と向いている企業

月額固定型は、支援範囲に応じた月額費用のみを支払う方式です。売上が伸びても支払額は変わらないため、売上の増加分がそのまま自社の純増として積み上がります。

この設計と相性が良いのは、アフィリエイター経由ではなく自社アカウントを資産として育てる進め方です。自社で運用するアカウントの動画にそのままGMV Maxで広告配信をかける座組であれば、商材選定を運用側でコントロールでき、外部への成果報酬も発生しません。

弊社ではこの設計で運用しており、LIVE配信で月間売上1,000万円、日用品商材で1動画あたり100個の販売、ROAS 6.01倍といった水準に到達したケースがあります。

向いている企業の条件

  • 自社倉庫・出荷体制があり、在庫管理と発送を自社で対応できる
  • 単発の売上ではなく、6ヶ月以上かけてアカウントを資産化したい
  • 商材選定やブランドの見せ方を自社でコントロールしたい

なお在庫管理・発送はセラー側で対応する前提のため、出荷体制が整っていない企業には向きません。

弊社の費用と含まれる業務範囲

弊社の場合、月額50万円〜で支援範囲に応じて対応しています。この費用に含まれる業務は以下の8領域です。

領域 内容
戦略立案 ショップ設計、商材の優先順位づけ
ショップ構築 セラー登録、商品登録、配送設定
動画制作 企画・撮影・編集
LIVE配信 構成設計、配信運用
クリエイター施策 演者のキャスティング
広告運用 GMV Maxを含む配信設計
データ分析 販売数・ROASの計測と改善
運用代行 投稿管理、レポーティング

見積もりを比較する際は、金額だけでなくこの8領域のうちどこまでが含まれるかを必ず確認してください。安い見積もりは動画制作や広告運用が別費用になっているケースがあります。

費用以外に確認すべき3項目

1. 内製か外部委託か

企画・撮影・編集・広告配信を自社内で完結しているか、外部に委託しているかで改善スピードが変わります。弊社は8領域を内製しているため、撮影現場での気づきをそのまま広告クリエイティブに反映できます。委託を挟む体制では、この反映に数日から数週間かかります。

2. 演者を自社で調達できるか

TikTok ShopのLIVE配信は演者がボトルネックになります。外部から都度キャスティングする体制では、配信頻度を上げたいタイミングで人が確保できません。弊社は総クリエイター約700人の自社プロダクションを保有しており、この制約を受けにくい体制です。

3. 認定の内容

TikTok Shop Partner(TSP)認定は、2026年時点で国内に約90社が存在します。認定の有無だけでは判断材料になりません。 確認すべきはTSPに加えてTAP(広告)やMCN(クリエイター)の認定を併せて保有しているかで、これが揃っていると広告運用と演者調達まで一社で完結できます。弊社はこの3認定を同時に保有しています。

発注前に踏むべき4ステップ

  1. 自社の出荷体制を確認する ── 在庫管理・発送を自社で対応できるかを先に確定させる
  2. 費用体系を確認する ── 手数料型か月額固定型か、売上が伸びた場合の支払額を試算する
  3. 業務範囲を8領域で照合する ── どこまで含まれ、どこから別費用かを明文化する
  4. 成果が見えるまでの期間を確認する ── 弊社のケースでは平均6ヶ月を見込んでいます

TikTok Shopの運用実績をまとめた記事も参考にしてください。

まとめ

手数料型は初期費用を抑えられる一方、売上が伸びるほど支払額が増え、アフィリエイター依存によって純増が減りやすい構造を持ちます。月額固定型は初期の負担が大きい代わりに、売上の増加分が自社の利益として積み上がります。

自社倉庫を持ち、6ヶ月以上かけてアカウントを資産化していきたい企業であれば、月額固定型のほうが中長期の収益構造は有利になります。

TikTok Shopの運用体制については、商材や自社の出荷体制に応じて個別にご案内しています。月額50万円〜、支援範囲に応じて柔軟に対応いたします。

白本 晴香

この記事の著者

白本 晴香

SNSマーケティング事業部/営業推進・広報

SNSマーケティング事業部にて、TikTokアカウント運用代行およびクリエイターキャスティングを主軸に、BtoB企業のオーガニックリード獲得を支援。3C分析・STP分析・ペルソナ設計といった戦略立案から、SEO・コンテンツ制作、SNS運用、LPO、リード育成までを一気通貫で担当している。運用の現場で得られる一次情報や最新のトレンドを常に吸い上げて施策に反映し、データにもとづく施策設計を得意とする。「受注確度の高い問い合わせ」をいかに増やすかを軸に、過去の実務経験と変化し続けるSNSの最新動向の両面から、TikTok運用とBtoBマーケティングの実践知を発信している。

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