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(更新: 2026/03/30)
「型」にハメるだけで伸びる!?2026年最新のTikTokトレンドフォーマット徹底解説
はじめに:TikTokの企画は「発明」ではなく「パズル」である
「今週の動画、何を撮ろう…」 真っ白な企画書を前に、頭を抱えているSNS担当者は多いはずです。テレビのバラエティ番組のような斬新なドッキリ企画や、プロの芸人のようなフリートークをひねり出そうとしていませんか?
厳しい現実をお伝えすると、素人が考えた「完全オリジナルの謎企画」は、TikTokでは100%スベります。 ユーザーは、見慣れない不規則な動画が流れてくると、脳が処理を面倒くさがって開始1秒でスワイプしてしまうからです。
TikTokで勝つための最強の戦術は、すでにアルゴリズムとユーザーが「面白い」と認めている既存の【型(フォーマット)】を借りてきて、中身(自社の商材)だけを入れ替えることです。企画はゼロから「発明」するものではなく、型に情報をハメ込む「パズル」だと認識をアップデートしましょう。
企業が真似すべき!2026年版「4大トレンドフォーマット」
今すぐ自社の商材を当てはめられる、鉄板のフォーマットを4つ紹介します。
フォーマット①:POV(主観視点)
ユーザー自身がその場にいるような没入感を与える、現在のTikTokにおける最強のフォーマットです。「〇〇な瞬間」といったテロップとともに、視聴者を疑似体験させます。
- 型の構造:カメラを自分の目線(または相手の目線)に見立てて、状況をワンカットで見せる。
- BtoB企業の活用例:【POV】定時で帰ろうとしたら、ヤバい上司に捕まった瞬間(※ここで自社のタスク管理ツールを使えば回避できた、というオチに繋げる)。
- 店舗・飲食の活用例:【POV】渋谷で絶対に外さない穴場カフェに、友達を連れてきた時の反応(※入店から料理が来るまでを歩きながら撮影する)。
フォーマット②:あるある(対比コント)
「あー、分かる!」という強烈な共感を生み、コメントとシェア(共有)を爆発的に稼ぐフォーマットです。「ダメな例」と「良い例」を対比させることで、自社商品のメリットを自然に伝えられます。
- 型の構造:画面を左右(または前後)に分割・切り替えし、「Aのパターンの人」と「Bのパターンの人」を1人の演者が演じ分ける。
- ITツール・SaaSの活用例:「仕事が遅い人あるある」vs「仕事が早い人あるある」。(※早い人は自社のツールを使っている設定にする)。
- 採用(HR)の活用例:「ブラック企業の面接」vs「うちの会社の面接」。(※自社のフランクさや風通しの良さをアピールする)。
フォーマット③:ASMR+アフレコ(作業の裏側)
顔出しに抵抗がある企業や、製造業・職人系のビジネスにドンピシャでハマるフォーマットです。視覚と聴覚の心地よさで、つい最後まで見てしまう(視聴維持率が高い)のが特徴です。
- 型の構造:映像は「手元が動く作業風景」や「綺麗な製造ライン」を流し、音声は「機械のリアルな音(ASMR)」と「AI音声(自動読み上げ)による裏話」を重ねる。
- 小売・ECの活用例:商品を丁寧に梱包していく映像に合わせて、「昨日、過去最高のご注文をいただいて社長が泣いた話を聞いてください…」とストーリーを語る。
- メーカーの活用例:巨大なプレス機が動く映像に、「この部品、実は皆さんの身近なアレに使われてるんです」とクイズ形式で解説を入れる。
フォーマット④:怒涛の「〇選(ランキング)」
「保存(セーブ)」を稼ぐための超王道フォーマットです。ユーザーは「後で見返そう」と思うため、情報量をあえて多く、テンポを極限まで速くするのがコツです。
- 型の構造: 「絶対に〇〇な〇〇・3選!」とタイトルコールし、1位から3位までを箇条書きで一気に紹介する。
- 士業・コンサルの活用例:「フリーランスが絶対に経費で落とすべきもの5選!3つ目はみんな見落としてる!」
- 不動産の活用例:「同棲カップルが絶対に選んではいけない間取りワースト3」
まとめ:フォーマットは「お皿」、商材は「料理」
TikTokのトレンドフォーマットは、いわば「綺麗に盛り付けられることが約束されたお皿」です。
フレンチレストランのシェフが、毎回お皿から自作しようとはしませんよね。既存の美しいお皿(型)を買ってきて、そこに自社の最高の料理(商材・ノウハウ)をどう盛り付けるかに全力を注ぐべきです。
次の企画会議では、「何か面白い企画はないか?」と問いかけるのをやめましょう。代わりにTikTokを開き、「このPOVの型、うちの会社ならどう当てはめられるか?」と議論してみてください。アイデアが湯水のように湧いてくるはずです。
