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素人でもスラスラ書ける!視聴者を離さないTikTok動画「台本(スクリプト)」の黄金テンプレート

(更新: 2026/07/29)

素人でもスラスラ書ける!視聴者を離さないTikTok動画「台本(スクリプト)」の黄金テンプレート

はじめに:TikTokに「台本なしのフリートーク」は通用しない

「とりあえずカメラを回して、商品について自由に喋ってみよう」

企業アカウントの運用初期では、約7割が台本を作らずにこの「フリートーク形式」で撮影に挑みます。しかし、これは視聴維持率を下げる最悪の悪手です。

プロの芸人でもない限り、台本なしで話すと必ず「えーっと」「その〜」といった無駄な間が生まれ、話が脱線し、動画が長くなります。TikTokユーザーは最初の1〜3秒で「退屈だ」と判断すると、そのままスワイプして離脱します。

無駄な言葉を極限まで削ぎ落とし、「最初の1秒で掴み、3〜5秒以内に価値を提示し、15〜30秒以内で完結させる」。このTikTok特有のリズムを生み出すためには、撮影前に文字数を計算し尽くした「緻密な台本(スクリプト)」が絶対に不可欠なのです。

1企業がやりがちな「3つのNG台本」の典型例

TikTok台本(スクリプト)とは、冒頭のフックからCTAまでを秒数・文字数・話す順番まで設計した動画用の設計書を指します。

まずは、絶対にやってはいけない台本の入り方(冒頭3秒)を見てみましょう。

× NGな冒頭

「はい、みなさんこんにちは!〇〇株式会社、営業部の田中です!今日はですね、弊社が新しくリリースした新機能について、3つのポイントで解説していきたいと思います!」

この時点で動画は約10秒経過しており、”視聴者の約80〜90%”は離脱しています。TikTokに「挨拶」や「自己紹介」は一切不要です。ユーザーは田中さんが誰かに興味があるのではなく、「この動画が自分に何のメリットをもたらすか」しか見ていません。

2.視聴者を離さない!「4ブロック・30秒以内」の黄金テンプレート

TikTokでバズる動画は、例外なく以下の「4つのブロック」で構成されています。この型に自社の商材を当てはめるだけで、プロ並みの台本が完成します。(※全体の長さは15〜30秒を基本、長くても40秒以内を想定)

ブロック①:フック(掴み)/0秒〜2秒

ターゲットの悩みを突く、あるいは常識を覆す「強烈な一言」でスクロールする親指を強制停止させます。

型:
「〇〇(ターゲット)が絶対にやってはいけない〇〇(行動)」

型:
「これ知ってる?〇〇が10倍劇的に変わる裏技」

ブロック②:問題提起&共感/2秒〜5秒

「こんな悩み、ありませんか?」とターゲットに寄り添い、「この動画は自分のためのものだ」と認識させます。

型:
「毎日〇〇の作業、しんどいですよね。実はそれ、一瞬で終わるんです。」

ブロック③:解決策(ボディ)/5秒〜25秒

1項目あたり5〜7秒のテンポで、具体的な解決策(自社のノウハウや商品の強み)を提示します。3〜5選の箇条書きにすると、ユーザーは「最後まで見なきゃ」という心理になります。

型:
「結論、〇〇を使うだけ。やり方は3ステップ。1つ目は〜、2つ目は〜、最後3つ目は〜」

ブロック④:CTA(行動喚起)と唐突なオチ/25秒〜30秒

「ご視聴ありがとうございました」は絶対に禁止です。プロフ遷移や保存を促す一言を言い切った瞬間に、動画をプツッと終わらせます(ループ再生を誘発するため)。

型:
「忘れないように今すぐ保存して!さらに詳しい使い方はプロフのリンクから!」

3.実践!30秒で完成する「穴埋め式」台本作成シート(BtoB向けSaaSの例)

上記のテンプレートを使って、実際に「エクセルの時短ツール(BtoB商材)」をPRする台本を作ってみましょう。撮影時の映像(絵コンテ)もセットで書くのがコツです。

ブロック 秒数目安 映像(視覚情報) セリフ(聴覚情報・テロップ)
①フック 0〜2秒 演者が頭を抱えて悩んでいるドアップ 「まだエクセルで手入力してるの?それ、人生損してます。」
②共感 2〜5秒 パソコンの画面を指差す 「月末の請求書作り、コピペ祭りで残業確定…ツラいですよね。」
③解決策 5〜15秒 ツールの画面を倍速で見せる 「実はこの『〇〇ツール』を使えば、紙の請求書をスマホで撮るだけ!」
③解決策 15〜25秒 演者がドヤ顔でコーヒーを飲む 「AIが自動でエクセルに入力。作業時間は10分の1、残業代も一気に浮きます。」
④CTA 25〜30秒 画面に大きく矢印(↓)を出す 「無料のお試し版はプロフのリンクに貼っておきました!今すぐチェックして定時で帰ろう!」

まとめ:台本ができれば、仕事の8割は終わっている

「撮影に時間がかかってしまう」という現場の悲鳴の根本原因は、台本が固まっていないことです。

一言一句まで計算された台本(スクリプト)さえあれば、あとは演者がそれを1文ずつカメラに向かって読み上げ(ジャンプカット撮影)、繋ぎ合わせるだけで動画は完成します。撮影にかかる時間は、約10〜15分程度にまで短縮できるケースもあります。

まずは会議室にこもって、ホワイトボードにこの「4ブロックの型」を書き出してみてください。「フックは何にする?」「CTAはどう落とす?」と穴埋めパズルをしていくうちに、素人でも驚くほどスラスラと30秒以内で最後まで見られやすい売れる台本が書けるようになります。

白本 晴香

この記事の著者

白本 晴香

SNSマーケティング事業部/営業推進・広報

SNSマーケティング事業部にて、TikTokアカウント運用代行およびクリエイターキャスティングを主軸に、BtoB企業のオーガニックリード獲得を支援。3C分析・STP分析・ペルソナ設計といった戦略立案から、SEO・コンテンツ制作、SNS運用、LPO、リード育成までを一気通貫で担当している。運用の現場で得られる一次情報や最新のトレンドを常に吸い上げて施策に反映し、データにもとづく施策設計を得意とする。「受注確度の高い問い合わせ」をいかに増やすかを軸に、過去の実務経験と変化し続けるSNSの最新動向の両面から、TikTok運用とBtoBマーケティングの実践知を発信している。

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